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2008年5月15日 (木)

何が先進で何が発展途上なんやろ?

四川省での地震。
表面だけを設えて、建物はカスカス。
未曾有の大惨事。
建築に回すべきお金の一部が私利の懐に納まり、
ちゃんと建てるべきものがスカスカに。

発展途上国は先進国に追いつこうとし、
先進国はさらに先進していこうとし、
過去の経験は活かされることもなく、
歴史は常に繰り返す。

東京の新築オフィスビルの空室率が上昇。
需要より供給が増え。
金があるからビルを造り、賃貸でまた金を回す。
いつも前提は拡大、成長。

なんやいな。

ええ塩梅を知らんのかいな。
ええ塩梅はいずこに~?

「あいつ、上手いことやりよった。ならばうちも」
「今、やらんといつ儲けるねん」

いやいや、
「他所は他所。うちはうち」
「ちょっとずつやっていったらよろしいがな」

そんな風になっていかんものか。
それが先進国、いやさ、成熟した社会、途上国のお手本となるべき・・・。

「お前とこ、散々エネルギー使て、空気汚して、ええ目見てきたがな」
「うちかて、あんたらと同じことしたいがな」
「お手本?アホくさ。やってることは相変わらず弱いもんいじめでっせ」

そんな声が聞こえそう。

発展途上という言うからには、
「その先」があるはず・・・にもかかわらず、
「その先」の「目指すべきこと」なんて実は誰も持ってない。

ならば。

おいおい。目標は「豊かさ」なんて曖昧なことより、
未来的な都市の予想図より、
見た目ではなく、中身をもっと問うべきではないのか。

「その先」が「人間の質」となるべきではないのか。
「それは素晴しい」という目標が要るのではないのか。

2008年5月 9日 (金)

仏教である。或いは仏教的である。

チベット問題が日本人に、仏教の身近さを再認識させたのでは?
と思いたい。

日本は「神の国」でもあろうが、同時、仏教の国でもある。
日常生活に深く入り込み、生きる知恵として接してきた。

時に「神頼み」をするけれども、
いわば、「神さん」は非現実的であり、「仏さん」は現実的な存在・・・
それを、今回のチベット問題が思い出させてくれた。
少なくとも僕はそうだ。

もちろん、チベット仏教やチベットの信者さんのような趣ではないけれど、
そういう意味で、とても緩やかで柔らかい関り方をしてきた日本人やけれど。

大学の後輩に住職がいる。
大学は龍谷大学・・・浄土真宗・・・で、後輩ももちろん真宗の住職だ。
親鸞は生誕800年ほど、彼の寺も同じくらいの歴史を持つ・・・らしい^^;

今年、彼と、まさに「ご縁」があり、「ご縁」が復活した。
先日は、彼のお寺でライブもさせていただいた。

お寺は「地域のコミュニティ」としての役割を持っていると思う。
その役割が衰退してきた。
僕はもっと寺に活躍して欲しいと思うけれど。

わけの解らぬ宗教もどきの団体に若者が集まる。
身近に、存在の明確な伝統仏教がある。
長い時間をかけて、伝統仏教は生活に寄り添えるようになった。
その分、エネルギーが減退・・・落ち着いてしもうたかな。

でも、今またその存在、意義、価値を再認識すべき時だと思う。
スピリチャルブームに流されず、揺さぶられず、
過去から未来へと繋がっていく中に自分があり、
それを感じて生きられるためにも。

迷いや惑いを一人で抱え、自分を潰していかないためにも。


2008年5月 6日 (火)

農業のチカラ

昨夜、「カンビリア宮殿」の終盤を視まして。
野菜の宅配・大地を守る会」会長の藤田和芳さんという方がゲストで
 ※「大地」及び「藤田和芳」についてのブログ

農業の可能性について、静かに熱く話してはりました。
そこに共感^0^

曰く、
「価値は『安さ』にだけあるのではない」
「農業に視点を置けば、日本は資源大国になりうる」
「安心・安全で元気な食品を食べることは、医療コスト削減などへ波及する」
などといったことをおっしゃってました。

確かに。
明治維新以降の、近代化を目指してきた流れとか、
工業社会中心の社会システムとか、
欧米人の「サバイバル」的な競争社会とか、
富が富を生み、富こそが最高の価値だ、てな錯覚とか、
こういうのって、人間にストレスばかりを与えている、
人間らしい生き方から随分と乖離してしもたんちゃうか?

その反動というか、叫びが引きこもりであったり、ニートであったり、
わけの解らん犯罪であったり、心の荒廃であったりが表に出てきてるように
思うなあ。

農業への期待として、
それは人間らしい生き方への回帰というか、
健康にも環境にもいい影響を与えてくれそうだ、
人間関係にも、今よりはいい影響を与えそうだ、
食料争奪戦なんていう、地獄のような世界から一歩引いて、
「僕が住む国・日本」になれそうだ、
そして、世界を変えていけるかもしれない、
中国が欧米を追いかけ、遅れてきたランナーとして、
世界を闊歩するだろう、しかし、その後のために準備しておけばいい、
豊かな土地、豊かな水、素晴しい国土の良さを最大限活かしていけるように、
そのためには、ライフスタイルを変えていく、シフトを変えていく、
それは、できるだけ混乱がないように、地獄を見る前に、
今から「社会システム」を変えていく必要がある、
そう思います。

おそらく、僕らはトップランナーになりたいのではない。
激烈な競争の勝者になりたいのではない。
世界を自分達の思う通りにしたいのではない。

島国という、「閉ざされた」社会を長く生きてきた日本人は、
それがマイナスに作用すれば、「一国平和主義」にもなる、
閉鎖的な社会として非難もされる、
外交も下手だ、
でも、それがプラスに作用すれば・・・と期待するなあ。

まさに地に足のついた国になれる・・・はず。
  
  

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